乾杯の由来は、
『 神や死者の為に神酒を飲んだ 』という宗教的儀式が起源といわれ、
それが転じて、祝福する儀礼になったとされています。

乾杯でグラスを合わせるのは、
■グラスを合わせて悪魔を追い払う
　 中世ヨーロッパで、お酒には悪魔が宿っていて、そのまま飲むと
　 悪魔が悪さをすると考えられていました。
　 この悪魔を追い払う為にグラスを合わせて音を立てる。

■グラスやお酒に毒が盛られていない事を照明する
　 昔は毒殺が多かった為に、お互いのグラスのお酒を少しづつ注ぎ、混ぜ
　 あわせて飲む事によって、毒が入っていない事を証明していたようです。

以上の２つが代表的な乾杯の由来とされています。 乾杯酒は新郎新婦の好きなお酒を選びましょう。こだわりのお酒があれば、
そのお酒で乾杯するのが、新郎新婦にとっても素敵な思い出になるでしょう。 乾杯の発声は、友人や親族、小さな子供にお願いしても構いません。
特に小さな子供が乾杯をすると、会場の雰囲気も和みます。

■乾杯をお願いする際に注意したいのが、乾杯の前に長々と挨拶を入れ
　 てしまう方がいますので、乾杯の発声だけお願いするようにしましょう。
　 グラスを持った状態で、待っているのは疲れます。
　 挨拶をお願いするのであれば、先に挨拶をしてから乾杯にしましょう。

新郎新婦が『集まっていただいた、ゲストへの感謝の気持ちを込めて』
乾杯をしても問題ありません。そんなの見たことない！って思われるか
もしれませんが、感謝の気持ちを込めての乾杯は印象がいいですよ。 乾杯の発声をお願いする方を、クジ等を使いその場で決めてお願いします。